「かわいがった牛を食べる」ってなんかシュールな笑い話に聞こえるかもしれません。
でも、この命は、命を食べることで維持しているわけで、これって本当は普通というかあるべき姿のように思えます。
動物の命に尊さや愛情を持ち、その命をいただくことに罪悪感や切ない気持ちになるというのは、他の生き物にはない人間の素晴らしい部分ですが、その「心の痛み」を見ないようにし、遠ざけた結果、少し”命”というものが軽くなっている気がします。
「数頭の短角牛を飼い、市場に出さず全て自分たちで加工し販売する」彼らのこの独特な運営スタイルは、大切に育てた”命”を他の人に任せられないからだそうです。
相当な思いや情熱がないとできないことだと思うのですが、シャイで少しめんどくさい彼は、あまり語ろうとしません。
すぐに「いやー、別にねー」とか言ってごまかします。
4/1に札幌で彼らのお肉を食べるイベントがあります。
今度こそ、大勢の人の前で、語る姿を見たいと願うのですが、行けるかな。
なんか泣けてきちゃう気もして、やっぱりこっそり家で食べようかな。とまだ迷っています。
4/1 18:00より「まちのやぎや」さんでのびのび舎の牛肉が味わえます。1日限りのイベントです。https://www.facebook.com/events/417038398631449/
#のびのび舎 #札幌 #まちのやぎや