最近、お知り合いになった方から、御祖父の大工道具をいただきました。
鋸は、刃こぼれもなく角の立った使える状態のものでした。
すごく手入れされていただんだろうなぁと感じます。
もしかすると、ご自身で目立て(鋸の刃を研ぐこと)をされていたのかもしれません。
鋸の種類から、どんな仕事をされていたのか。どんな職人さんだったのかなど想像をかきたてられます。
ところで、古道具屋さんなどで見つけた錆びてしまった鋸の錆。
どうするのがいいのか?
以前、鋸屋さんに聞いたことがあります。
「大きな錆は、カッターの刃などで削り落とし、小さな錆や仕上げとして、錆落とし用の消しゴムを使うといい」とのことでした。
注意として、熱が出るような落とし方はしてはいけないそうです。
熱で鋸の刃がわずかに反ってしまうそうです。
今回の鋸もそのやり方で、綺麗にしました。
大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
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