プレゼンの話には続きがあります。

プレゼンの話には続きがあります。

先日、登壇した地域クラウド交流会は、クラウドファンディングの側面があります。
参加費が1,000円。そのうち500円が運営費、残り500円が投票したプレゼンターにわたるという仕組みです。
その使い道は、起業やビジネスの次の一手につながることに限られています。

昨日、その賞金をいただきました。

思った以上の金額で驚きました。応援投票をしてくださった皆様。本当にありがとうございます。
いただいたコメントも拝見しました。当日お声がけいていただいたときも嬉しかったですが、こうして文字でいただくお言葉もまたグッとくるものがあります。

いただいたお金で新しい仲間のカールさんの大工道具を買うことにしました。

早速、お店に行き、その場で計算できるほど頭が良くないので、ざっくりと、まだいけますかね?とか言いながら、必須といえる道具をどんどんカゴに入れて行きます。

なんか超えてる気がするとか思いながら、出た分を払う覚悟でレジへ向かいました。
カールさんも出た分は自分で払わなくてはと思ったのか、財布を手にしています。
あっという間に、1万、2万とどんどん金額が上がって行きます。

が、なんと、金額はほぼぴったり。

2人で目を丸くし、「すごーい!」って言いました。

偶然といえば偶然ですが、正しい使い方だったと思える瞬間でした。

大工道具は数も多く、そして、プロ用のものは精度も耐久性もありますが、その分、お値段も高いわけで、、、
「これも必要、あれも必要」というのは、買ってくださいと言っていることでもあり、その負担を考えると心苦しいものがあります。
とは言っても、お恥ずかしいところ、すべてこちらで購入してあげるほどの余裕はありません。

今回、皆様からのご支援のおかげで、カールさんの身の回りの道具はすっかり一人前です。
ぼくもカールさんも心から感謝しております。

この道具たちを使いこなし、カールさんの手に”大工”という”色”が鮮やかに色づいていくところを間近で見れることを嬉しく思います。

ありがとうございました。

「yomogiya」中村直弘 と カール。