照明もつき、三好焼菓子店の２期工事は完了しました。
隣の使われていなかった空間は、”分室”という名がついたそうです。
どのような使われ方をするかは、正式なアナウンスをお待ちください。
分室の象徴的なものは、このテーブルではなく、黒い空間そのものだと思いますが、あえて、テーブルの話をします。
以前にも投稿したこのテーブルですが、この大きな一枚板の天板は、引越しに伴い、手放さなくてはならなくなった前の持ち主の方から、引き取ってほしいとのご連絡をいただき引き取らせていただいたものです。
多分、80kgはあるのではないでしょうか？
とても思い入れのあるテーブルで、ぜひ活用してほしいと託していただきました。
最初は、東川の奥泉さんのところで使おうかなと思ったのですが、大きすぎるのでカットする必要があり、それは勿体無いと断念。
ここで使う予定はなかったのですが、ここを作っている途中で、「あ、ここにいいかも」と思い立ち、この空間に合うように足の形を考え作りました。
完成し、設置後、持ち主の方に連絡をしたら、すぐに息子さんがきてくださいました。とても喜んでいたと聞き、うれしかったです。
天板は表面を削って、きれいにするようなこともせず、持ってきたそのままで使っています。
ちょっとしたギズやシミも思い出のそのままです。
SALVAGEYARDの活動で思いますが、正直、木材を救いたいとか環境のためにやっているのでなく、勿体ないとかその古材の背景にあるストーリーとか。結局、人の心に応えたいのだろうなと思います。この辺りの話をもう少し自分の中で整理してSALVAGEYARDに投稿しようと思って、半年が経過しております。
三好焼菓子店 分室がいつ開かれるのは、完全に未定です。
でも、いつか開かれるわけで、当たり前に、気兼ねなく、使われる日が待ち遠しい限りです。
@miyo_yaki 分室の様子も小出しでアップします。
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