「海弘」ぼくが使っている鑿の銘です。
昔、使っていた鑿がすぐに刃こぼれをしてました。
一発叩いただけですぐに欠ける。
日本の刃物はこんなもののじゃないはずだ、いい鑿はきっと違う!と思うものの一本1万円くらいするので、なかなか買うこともできず、ずっとヤフオクで未使用のいいものがないか探していました。そして、やっと見つけた1本が、この「海弘」でした。
使った時の感動。
切れる!!しかも、欠けない!そう。欠けない!!
それ以来、組鑿(鑿のセット)を買う余裕はないので、一本ずつ揃えてきました。今では全てではないですが、よく使うものは「海弘」になっています。
1本ずつ買っているため、柄の種類も桂の仕上げもバラバラ。
まぁ、このバラバラなところが、歩んできた道なのかなと気に入っています。
ちなみに、ぼくの名前は「直弘」「弘」つながりというのが選んだきっかけの一つ。
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