取材をしてくださったnice things.の谷合さんからいろんなお話を聞かせていただきました。
文章、構成、写真のこと。特に写真の話が面白かったです。
「情報を伝えるのではなく、読み手の情緒が動くものにしたい。」
きっと、すべてが、この“情緒”という文脈の上で構成されているんだなぁと感じました。
ということで、yomogiyaがnice things. Issue.67に掲載されました。
さらに、表紙は、豊浦のuulaさん。もはや、表紙になった気分です。
どちらが良い、悪いの話ではなく。
一般的に誌面は、記者の方から見た世界で構成されているように思いますが、
nice things.さんは、記者の存在をできるだけ消して、”その人らしさ”が出るように構成されているように感じます。
もちろん、ただ会話を文字起こしをしているわけではなく、わかりやすいように前後関係や表現を修正しつつ、口調や話すテンポを再現されています。
自分の記事は、口調が完全に自分で照れくさい気分です(笑)
臨場感とかリアリティとも違う、その場の空気感が誌面全体にあるように感じます。
この空気感が、”情緒”への導線になっているのかもしれません。
“情緒”っていい言葉ですね。
自分もそういうモノや空間をつくりたいと大きな学びになりました。