いつの間にか居座ってしまった野良猫たち。
でも、家の中の猫とは仲が悪く、一緒にはできない。でも、冬はかわいそう。。
そんな猫たちのために、以前、施主様がDIYで猫の小屋を作られたのですが、
痛んできたため、新たに作ってほしいと依頼を受けて作りました。
設計士さんがデザインしたご自宅に馴染むように気を配りながら作りました。
施工前
外観
既存の住宅と合うように、板も同様のものを探し、ペンキはお客様に確認していただいて同じものを使いました。
ぐるっと囲うように作ったウッドデッキ。
天気のいい日には、腰をかけてお茶を飲みたくなります。
内部
猫の小屋を建てたせいで、せっかくの景色が奪われないように窓、ガラスの配置を考えました。
余分な壁やスペースができないように既製品の樹脂サッシの寸法に合わせて柱を建てています。
そのおかげで、スッキリしたかなと思います。
間仕切りの中が猫の部屋、それ以外は、施主様のスペースの予定ですが、
気がつくと全て共有スペースになってそうな気もします(笑)
壁は住宅の壁と同じように、針葉樹合板の目透かしにしています。
柱も扉も全てカラマツにしました。
<古い小学校の椅子と古材の勉強机>
猫の出入り口
外側には猫が出入りできるように可動式の扉、内側には、扉を閉じるための引き戸をつけています。
内側の扉は、吹雪の時やアライグマ、キツネなどの動物が入ろうとしてきた時のためにつけることになりました。