『小さなベーカリー&焼き菓子のデザイン』

『小さなベーカリー&焼き菓子のデザイン』

「小さなお店」にフォーカスし、全国の人気100店を紹介する実例集。
各店の世界観と内装、什器、パッケージなどのデザインを誰が作ったのかがわかるようになっています。
デザインのディテールがわかるというよりは、一覧性が高く、この本をきっかけにお気に入りのお店をさらに掘り下げられるように構成されています。

この手に持てる一覧性も紙の本の魅力ですよね。この重みにも何か満たされる気持ちになります。

さて、本書に施工させていただいた三好焼菓子店さんとsoup to BREADさんが掲載されております。

2店ともに、会話を重ねイメージを共有しながら作り、お引渡しの時は、殺風景なただの箱だったでした。
そこから、商品や、店主の好きなものたちが並び、こだわりの詰まった魅力的な空間が出来上がっています。
工事中も工事が終わってからもお客様から学ぶことは多いです。

店主もデザイナーであり、施工者でもあるので、表記される内装デザイナー、設計とか一般的な分類にハマらないので悩ましかっただろうなーと店主の悩んでいる姿を思い浮かべると少し面白いです。
そして、小さく書かれた「yomogiya」の文字がとても嬉しいです。

よくこんなに素敵なお店ばかり取材のOKをもらえたな。と思うくらい、とっても素敵なお店が紹介されています。
お店やお店作りなど興味のある方は、ぜひ。

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「小さなベーカリー&焼き菓子のデザイン」
発行元 PIE international ( @pie_international )
発売日 2022年8月29日
定価 3,200円+税

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BRUTUS 居住空間学2022

5/2 発売 BRUTUS 居住空間学2022
CABIN特集でうちの小屋が掲載されています。

札幌の正解など、心に刺さり、時には行動を起こすきっかけをくれたBRUTUSさん。
その中でも居住空間学は大好きな企画で、本屋で見かけると必ず買ってました。
特に、2014年のBRUTUS特別編集 合本・居住空間学は、独立してまもなく、”図面通りのものを作る”ということから、一歩踏み出したいと、今までとは違う意図を持って手にした記憶があります。

あれから、8年。お電話で、今回の居住空間学のお話を聞いた時、実感がわかないくらいとっても嬉しかったです。

買ってその日のうちに3周するほど素敵な空間ばかりです。

同じページには、アメリカのタイニーハウスをめぐるロードムービー ”simplife”の竹内さん。
機会があれば、お会いしたいし、小屋に訪れたいものです。

嬉しいなー。今日も酒がうまいっすわ。

#yomogiya #大工 #BRUTUS #居住空間学2022 #小屋 #cabin #hut #小屋くらし #小屋暮らし #注目は妻が濃いわーと爆笑したぼくのイラスト

情報ではなく、情緒を

情報ではなく、情緒を。

取材をしてくださったnice things.の谷合さんからいろんなお話を聞かせていただきました。
文章、構成、写真のこと。特に写真の話が面白かったです。

「情報を伝えるのではなく、読み手の情緒が動くものにしたい。」

きっと、すべてが、この“情緒”という文脈の上で構成されているんだなぁと感じました。

ということで、yomogiyaがnice things. Issue.67に掲載されました。
さらに、表紙は、豊浦のuulaさん。もはや、表紙になった気分です。

どちらが良い、悪いの話ではなく。
一般的に誌面は、記者の方から見た世界で構成されているように思いますが、
nice things.さんは、記者の存在をできるだけ消して、”その人らしさ”が出るように構成されているように感じます。

もちろん、ただ会話を文字起こしをしているわけではなく、わかりやすいように前後関係や表現を修正しつつ、口調や話すテンポを再現されています。
自分の記事は、口調が完全に自分で照れくさい気分です(笑)

臨場感とかリアリティとも違う、その場の空気感が誌面全体にあるように感じます。
この空気感が、”情緒”への導線になっているのかもしれません。

“情緒”っていい言葉ですね。
自分もそういうモノや空間をつくりたいと大きな学びになりました。

@nicethingsmagazine

取材をしてくださったnice things.の谷合さんからいろんなお話を聞かせていただきました。
文章、構成、写真のこと。特に写真の話が面白かったです。

「情報を伝えるのではなく、読み手の情緒が動くものにしたい。」

きっと、すべてが、この“情緒”という文脈の上で構成されているんだなぁと感じました。

ということで、yomogiyaがnice things. Issue.67に掲載されました。
さらに、表紙は、豊浦のuulaさん。もはや、表紙になった気分です。

どちらが良い、悪いの話ではなく。
一般的に誌面は、記者の方から見た世界で構成されているように思いますが、
nice things.さんは、記者の存在をできるだけ消して、”その人らしさ”が出るように構成されているように感じます。

もちろん、ただ会話を文字起こしをしているわけではなく、わかりやすいように前後関係や表現を修正しつつ、口調や話すテンポを再現されています。
自分の記事は、口調が完全に自分で照れくさい気分です(笑)

臨場感とかリアリティとも違う、その場の空気感が誌面全体にあるように感じます。
この空気感が、”情緒”への導線になっているのかもしれません。

“情緒”っていい言葉ですね。
自分もそういうモノや空間をつくりたいと大きな学びになりました。

@nicethingsmagazine