解体の仕事って実は好きなんです。


「きっとここにもあるはず。」
「ほらあった。」

「これがあるなら、ここにも、、、」

「え?なんで?」
「あー、なるほどねー」

「いやー、ここは大変だったろうなー」

「いつくらいに作ったものなんだろう」
「どんな人が作ったんだろう」

。。。。。

今、取り掛かっている仕事は、解体から始まっています。

重機で破壊する解体ではなく、
ぼくたちが手でやる解体はただ壊すものではなく、
作った逆の順序でバラバラにしていくものでだったりします。

人の手で作るものだから、そこには癖や考え方とか個性のようなものが出てきます。

壁のわずかな凹凸からビスや釘を探し、それを基準に、次にどこにあるか予想する。
構造的にはこのライン。そして、この人ならここかな。ここもあるかも。

時間を隔てつつも、「作り手」の存在を感じながら、進めていく解体の仕事は、宝探しのような。推理ゲームのような楽しさがあります。

「解体」って汚いし、壊すイメージがあるから、あまり楽しく見えないかもしれません。
でも、実は楽しいんです。

のびのび舎様の牛小屋が完成しました。

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旭川、のびのび舎様の牛舎が完成しました。

旭川最終日となった昨日、住人になる牛たちにご挨拶。

大きいアユルは柵から少し脱走中。笑
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たかふみさんとの相撲勝負。
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子牛のミラクルは警戒してなかなか触らせてくれませんでしたが、
昨日は、ぼくの足に頭をスリスリしてくれて嬉しかったです。
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そして、ツノが生えてきていました。大人になってきてるんですね。そういえば、体もちょっと大きくなって気がします。

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そして、現場に遊びに来てくれていたクラークホースガーデンのクラークさんにもご挨拶。
そこから、怒涛のクラークツアーになりました。
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クラークさんの店舗や知り合いのお店をたくさん紹介していただきました。
「俺なんてもう70だぜ。いつ死んでもおかしくねーんだよ」とか言いながら、ダイヤモンドバーガーで、巨大なベーコンバーガーを食べるクラークさんはなんかかっこいいと思う。
仕事のこととか、生き方とか、いろんな話を聞けて勉強になりました。

出張工事となったため、のびのび舎のお二人には、工事のお手伝いだけでなく、朝とお昼の食事など大変お世話になりました。
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生活の一部を共にする中で、いろいろな話ができて楽しかったです。
制作させていただきたホームページには、その会話の中から感じたことが詰まっています。
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/* のびのび舎様のfacebookページ */
https://www.facebook.com/%E3%81%AE%E3%81%B3%E3%81%AE%E3%81%B3%E8%88%8E-159923077755050/

週末の一時帰宅と完了してからの帰り道はまた違うものですね。
今は、旭川がぐっと近くに感じられます。

旭川で牛小屋を作っています。

こんにちは、中村です。

雨、雨、雨。。。。。
雨が続きます。諦めがつく位の大雨だとスッキリしますが、降ったり止んだり、、、

そんな雨との戦いを旭川でしております。
今回は、「のびのび舎」様の牛小屋です。

工房で加工を終えた材料たち。これも極一部です。
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土木工事からスタートです。

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束石基礎と土台。
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そして、建て込み。
現場で骨組みが出来上がるまでは、加工に間違いがないか内心ドキドキです。
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「棟上」でやっと一安心。やはり棟を上げるということは、大工にとって特別なものなのかもしれません。
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構造体だけの建物は、美しいですね。
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これから屋根、外壁の工事と進んでいきます。
最後は、牛舎の土間工事。

完成が楽しみです。

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墨壺をつくりました

先日、墨壺を作りました。
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墨壺とは、木材に加工する線をつけるための道具です。
最近は使われなくなった道具の一つですが、小屋は手刻みのため、yomogiyaではよく使う道具です。

墨をつけ、一つ一つ手仕事で作ります。
もちろん、機械も利用しますが、手仕事を大切にしたいと思っています。

これは、以前使っていたものです。
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祖父の物置で見つけました。
祖父は農家だったのですが、なんでも作る人なので、きっと使っていたのだと思います。
※形見ではありません。祖父は健在ですw

作り始めると、道具だらけになってしまいます。
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これで完成です。
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鶴や亀、龍などいろいろと彫刻したものが多いですが、あまりごちゃごちゃしたものが好きではないので、
曲線を大切にしたシンプルな形にしました。

仕上がりは、サウンドペーパーは一切使わず、削り跡を残した形しています。
材料はケヤキです。
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本来、先端の部分は、糸をつける壺車をつけて、墨糸を打てるようにするのですが、
このように墨差しを置く場所にしました。
(いつも墨差しの置き場に困るので。。。)
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溝はテーパー状になっており、挟めると逆さまにしても落ちてきません。

粗彫りをしてから、なかなか時間が取れず、2年以上そのままにしていました。
いざ作り始めると、2年前とは作りたい曲線や形が微妙に違うことがわかりました。

これは、成長だと思いたい部分ですが、「今」作りたいものと「2年前」作りたいかったものの中間的なものになってしまいました。
正直、仕上がりとしては、まだまだなと反省する部分が多々あります。
使っていく中で見えてくる部分もあると思うので、機会があったらまた挑戦したいと思います。

準備完了です。
材料が届いたら、旭川の牛舎の墨付けを始めます。
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次の仕事に向けて研ぎ直しです。

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普段持ち歩いている鑿をGW中に研ぎ直しました。

持ち歩いているうちに刃先が痛んでいる気がするので、
まとめて研ぎ直しするときは、研いでから使っていないものも研ぎ直します。

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実は、研ぎもの好きなんです。趣味に近いかもしれません。
なので、自宅にはMy研ぎ場があります。
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砥石もこれ以外にまだあります。コレクションですね。笑

そして、まだ欲しいものがあるという無限ループ状態です。
欲を言えば市販の砥石はすべて使ってみたいし、天然砥石ももっと使ってみたい。。。

Gallery teto² 様 玄関を作る

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由仁町にある古民家ギャラリーGallery teto² 様の玄関工事が完了しました。

お店の雰囲気を壊さない様に、店主様と考えながら作りました。
屋根の垂木と外壁の板以外は、古材を使っています。
ずっと前からこの姿だったかのように馴染んでくれました。

壁だったところに扉をつける。

工事前の様子
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外壁を剥がします。鉄板の外壁の奥は土壁でした。
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この土壁をそのまま見せたいと思い、土壁を残したまま必要なところだけを壊して、ドアを取り付けます。
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古材の加工

今回使った古材は、お向かいさんの納屋を解体した際の材料を店主の方がとっておいてくれたものです。
土台、柱、桁は、ナラです。
棟木は皮付きのいい感じのものがあったので、それを使いました。おそらくエンジュです。

さすが堅木です。外見は色褪せていても、中身はピッカピカです。
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この斜めのホゾは、桁が抜けないようにする細工です。
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鴨居はこうして柱に穴を開けて差し込むようにします。
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建て込み

加工が終わったら組み立てていきます。
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そして、完成

ペンキを塗る前の状態です。
この古材の色も捨て難いですが、ちょっと色の統一感がなく、落ち着かない感じもします。
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オイルスティンにて着色後(ペンキはお客様自らやってくださいました)
欄間の赤いペンキのラインはお客様のアイディアです。
これ一つで、ギャラリーらしいちょっとモダンな雰囲気になりました。
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玄関の中は、土壁仕上げです。
仕上げと言っても、そのまま残しただけですが、、

このひび割れた土壁の美しさは独特です。ぼくはすごく惹かれます。
一般の方は、土壁をなかなか見る機会はないかもしれません。
ぜひ、見て、感じていただきたいです。

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そして、引き戸の建具ももちろん古物です。
この建具を使いたくて、この玄関のデザインになったと言ってもいいです。
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この建具に使われているガラスは職人さんが吹いて作っていたものだそうです。
平坦でないからこそ、出るこの揺らぎがまた綺麗です。

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この独特なガラスは、ニワカに吹いて作ったものでは?とのことでした。
葉の裏のような「生き物」の幾何学的な模様です。
なぜこうなるのかわかりませんが、職人技です。

古材を使った仕事は大変な部分も多いですが、個人的には楽しい仕事です。

Gallery teto²

階段にドアを

先日、友人の設計士の方からのご紹介で住宅のリフォームの仕事をさせて頂きました。

お客様のご家族が認知症になってしまい、知らないうちに外に出てしまわないよう階段に
特殊な鍵をつけたドアをつけるという内容です。

もともと他の業者様に見積もりを依頼されたのですが、金額的に折り合いがつかなかったそうです。
そこで、友人と作戦会議を実施。低予算で行うためちょっと変わった納まりになっています。

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「大工工事」だけで終わらせる

ドアをつけるためには、壁が必要になります。
壁を作ると壁を仕上げる必要があります。
クロスを貼る場合は、クロス屋さんも必要になります。

ですが、今回は、壁を作らず、柱と枠だけにすることで、その分のコストを削減しました。

さらに省く

ドアの上の壁もなくしました。
ドア枠の横の壁は狭いので、そのまま開口にしました。

階段の腰壁も大工工事だけでできるよう枠とポリカだけにしています。

ドアは、デットストック品

ドアは、また別の友人宅にあったデットストックの在庫品を利用させていただきました。
そして、これがたまたま既存のドアとメーカーが同じで、デザインがほぼ一緒!

プッシュボタン式の鍵をドアノブとしても利用

プッシュボタン式で暗証番号を入れないと開かない鍵をドアノブ兼用として、取り付け。

などなどいろいろな工夫をすることで予算内に抑えることができました。
お客様からは、「安くしていただいてありがとうございます」ととても感謝していただきました。
でも、やり方を変えただけで、きちんと利益のあるこちらとしてもありがたいお仕事でした。

今回の工事にて、少しでも生活が改善され、安心してご家族を見守れる環境ができたら幸いです。

お花屋さんの改修工事

お花屋さんからカウンターとバックヤードの棚を作って欲しいと依頼を受け、先日、無事納品してきました。

制作に向けて、夜な夜な打ち合わせをさせていただいたのですが、
なんとなく描いていたお花屋さんのイメージとは様子が違いました。。。。

お花を「売る」のではなく、「作る」のが仕事。
突発的に大量にくるお祝いや葬儀の注文。
多種な梱包材とその使用頻度。
バックヤードのお花の量。
ダンボールの山。。。
そして、店内のカウンターは、接客の場所である以上に作業台でもあること。

などなど、知らない世界を見れて楽しい半分、頭を悩ませました(笑)
ご紹介いただいたお花屋さんに見学に行ったりと色々と勉強させていただきました。

バックヤードの棚 + パーティション

バックヤードに棚が欲しい。

正面の壁をどうにかして欲しい

この2つをセットにした「棚 + パーティション」を作りました。

棚は、上が出来上がったアレンジを置く場所で、下には素材のお花を収納します。
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奥まで収納できるようキャスター付の台を作りました。

OSBだった正面側は、カウンターと同じ針葉樹合板を貼りました。
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頭を悩ませたカウンター

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全体は、正面の壁と同じ針葉樹合板、天板は、水はけの良い塗料を塗ったシナランバー。
天板の色は、お客様の指定の色で、2色を混ぜて作りました。

サイズ
理想は奥行き900mm欲しいところでしたが、店内の大きさも考慮し800mmに。
それでも、以前より100mmほど大きくなり、作業もしやすくなりました。
全長は、以前より200mmほど短くし、カウンター横の出入りをしやすくしました。

収納
手前の開口部はお花をカットしたゴミ専用のゴミ箱スペース。
大きな包装紙を折らずに収納できる場所。(高さは稼動式で変えられます)
電源もレジエリアの奥に埋め込み、配線をすっきりとさせました。
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こだわりのワゴンが2つ
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収納しておきたいけど、忙しい時は出しっぱなしにしたい。
ということで、ロールの包装紙とリボン収納は稼動式のワゴンにしました。

包装紙ワゴン
使うと細くなるこのロールの包装紙は、収納としては、結構厄介です。
なので、小細工なしの箱物にしました。その方が意外と使いやすいのでは
ただ、仕切りのパーティションは場所を変えられるようにしてあります。
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リボン収納ワゴン
リボンの先がまとまるように金属の引っ掛けをつけました。
適度なテンションがあって、はさめやすいように古い時計のゼンマイを切って使っています。

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リボンは、心棒を入れて収納することが多いようですが、切れた時の入れ替えが大変なので、
心棒はなしで、底板を斜めにして転がるようにしています。
リボンの入替をしやすいように背面は開くようになっています。
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デスク

すでに利用されていたので写真を撮らなかったですが、
カウンター横のデスクも針葉樹合板で作成しました。

予算内で、自分なりのベストを尽くしたつもりです。
うまく稼動してくれることを願いつつ、納品してきました。

引き続き、店内の改装のご相談も受けています。それはまた後日。

ろうそくのお店 koko様 内装工事。一旦完成。

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先週から内装工事をさせていただいたCandle shop koko様の工事が完了しました。

もともとは、グレーのクロス貼りの壁でした。
そこに「3つの壁」というコンセプトで、
黒板。銅板。塗り壁を作りました。
それぞれ、色も質感も全く違う3つの壁です。

塗り壁は、「白い蝋」の色を活かせるよう砂を混ぜ、少しグレーっぽい色になるようにし、
質感を出すために藁を混ぜました。

この藁は、僕の祖父の家にあったものです。
まだ祖父母がお米を作っていた頃なので、3、40年前のものだと思います。
きっと次の年の藁を束ねるためにとっておいたものなのでしょう。
それが、こうして新しい形で利用できることを嬉しく感じます。

この藁がなくなったら、次は自分で作ったお米の藁を使うようになるのかな。。。

そして、銅板。

もともとは、新品の銅板ですが、
風合いを出すために、特殊な薬品を使って黒錆を出したり、バナーで炙ったり、水をかけたり、叩いたり。。。
お客様と総出で行いました。正直、この貴重な体験は楽しかったです。
銅板の加工にも苦心しましたが、僕自身とても気に入っています。

銅板に関しては、たくさんの方から、道具を貸していただいたり、アドバイスをいただいたりと
皆様にお世話になりました。

また、「銅板」という提案を受け入れていただき、チャレンジをさせていただけたお客様に感謝しています。

ありがとうございます。

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しかし、まだ続きます。
準備が出来次第、さらに他の壁一面を漆喰の半磨き仕上げにすることになりました。

「ここがすごい良くなったから他も良くしたくなる」
とてもありがたいお言葉です。

キッチンのリメイクと階段下の収納

こんにちは、中村です。
もう気がつけば3月です。

3月っていいですよね。
春が近づいてきて、ワクワクしたり、生活面でもなんだか変化が多くて、
結構好きなんです。3月。

さて、ちょっと期間が空いてしましましが、先日行ったリフォームの現場をご紹介します。

依頼内容としては大きく3つありました。
1.キッチンの床を直したい。
(落ちて斜めに。。)
2.キッチンの棚の中をきれいにしたい。
(家を借りた時からカビ臭い。。)
3.階段下のスペースを有効に使いたい
(棚を置いても、猫がいたずらするので、扉付きの収納にしたい)

1.キッチンの床を直したい。(落ちて斜めに。。)
床を解体し、断熱材も入れ直して構造から直して新しい床にしました。
ついでに、隣の部屋にも下から断熱材を入れました(笑)

2.キッチンの棚の中をきれいにしたい。
予算の関係もありますが、既製品のキッチンがあまり好きではないため、
天板のステンレスだけを再利用して、キッチンをリメイクすることにしました。
扉なしのキッチンもいいかなと思いましたが、やはり猫がいたずらするかもしれないので。。
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3.階段下のスペースを有効に使いたい。
階段下は三角形。なので、収納を作ってもデットスペースができてしまいます。
そこで、デットスペースを猫の部屋して、猫も人も幸せな収納を目指すことに。
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扉の取っ手は、ステンレスでと思っていたのですが、
お客様が冷たい金属が苦手ということがわかり、ナラで作ることにしました。
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柱にもちょっと仕掛が。。
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猫が爪研ぎをするかもしれないので、手がとどく範囲は交換できるようにしてあります。
これで、爪研ぎをされてもストレスを感じにすみます。

他にも薪ストーブを壁も新設しました。
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こちらは、お仏壇ではないですが、故人や亡くなったペットたちの写真を置く場所です。
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キッチンがきれいになったので、換気扇も新しくしキッチンパネルもつけることになりました。
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今回の壁も全てお客様に塗っていただきました。
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無事工事も終了し、お客様にも喜んでいただけて一安心しました。
他にも直したいところが出てきたとのことですので、またお邪魔させていただくことになりそうです。
こうして、また声をかけていただけるのはとてもありがたくうれしいことです。
今後とも宜しくお願いいたします。

白いテラスを作りました。

お客様から、テラスを作って欲しいと依頼を受けました。
話を聞くと、雨垂れがコンクリートのデッキに落ち、跳ねて汚れて困っていたそうです。

施工前
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施工後
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垂木正面にアルミプレートをつけています。
これは、荷重を受けるだけでなく、雨があたり傷みやすい垂木の先を保護する意味もあります。
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大きさは、横幅が約6m。奥行きが約1mと比較的に大きいものです。

デッキの正面には小さな畑がありました。
そこで採れたスイカをテラスの下でお子さんと食べる。そんな光景を想像してしまいます。
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我が家の塗り壁

最近、塗り壁がお気に入りです。

「松田美容室」様でも利用しましたが、我が家でもSSプラスターを使っています。
我が家では、質感を求め、砂と藁を混ぜてます。

この面が一番気に入ってます。
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砂を混ぜているので、全体的にグレーな感じになってます。
初めてやった塗り壁だったし、素人なので、塗った面で仕上がりが違います。

一番最初の面はちょっと荒すぎるかな。
最後の面は、小慣れすぎ。
だから、2番目にやったここが一番いい感じでした。

次の現場も漆喰かな。
籾殻を入れるのもいいらしいです。
笹を入れるなら、今のうちに刈って乾かしておいたほうがいいかもしれません。

倉庫の補強工事

お客様の依頼で、鉄骨造の倉庫の補強工事を行いました。
「雪が積もると梁と梁の間の屋根が下がってしまう」とのことで、鉄骨梁と鉄骨梁の間に木の梁を
追加して補強することにしました。

材料は、大半がその倉庫に眠っていた木材(廃材)です。
(建築業者あるあるですね。)

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左の梁が入ってない方が、補強前の状態です。
梁と梁の間が3.6m離れていたため、雪の重みで下がってしまっていました。

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雪の吹き込みがすごいので、建物の奥側にネットをしています。

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木の梁で補強した状態です。
奥側にも簡易的な壁を作りました。
これも板以外は全て在庫の廃材で間に合いました。

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そして、壁ができたら、ついでに棚も作りましょう。ということで
これまた簡易的な棚を作りました。
ここには趣味の家庭菜園の道具達が収納される予定です。
このDIY感は結構好きです。

そして、完成です。
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これはおまけの道具掛け。
この雰囲気も結構好きです。

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釘やビスで済ませてしまいがちですが、折角なの木栓を入れてフックにしています。
「ここまでしてくれるのかい」と言ってくださったのが何より嬉しいかったです。

完成後、お邪魔すると、とても綺麗に使ってくださっていました。
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